Wallpapaerの編集長を務めた、タイラーブリュレさんが新たに創刊した雑誌が
「MONOCLE」です。
先月号のTITLEでも取り上げられていましたが、内容の充実ぶりは確か。
日本の雑誌の濃密な情報密度からするとやや物足りなくもありますが、海外の話題をメインに取り上げる時に(MONOCLEの場合はイギリス以外)、その時最もヒップな情報のみ取り上げがち。ですが、その視点がMONOCLEの場合、かなりドメスティックな視点で掘り下げされているように思います。
これはディープなトラベラー、ジェットセッターにとってはとっても興味深い話題になると思います。情報のディープさでは、ロンリープラネットや地球の歩き方に遠く及びませんが、視点のディープさでは勝るとも劣らない、そんな雑誌だと思います。
入っている広告主からもその意向を感じられます。
まだまだ雑誌の可能性を拡張し続けるその姿勢に感心させされるとともに、やっぱり負けてられない!という想いを新たにしたのでした。