不肖ワタクシ、今は本の装幀がメインになっておりますが、実は雑誌畑出身なのでございます。
雑誌デザインはドライブ感スピード感満載で、それはそれはスリリングなものなのですが、あの編集者、カメラマン、デザイナー、印刷所が渾然一体となって突き進んでいくあの一体感は病み付きになります。でも身体は結構シンドイです(笑)。
そんな雑誌デザインのトップランナーであるデザイン事務所「Cap」のアートディレクターの藤本やすしさんが、内外のデザイナーにインタビューしているというのが本書。
どのデザイナーにも熱い想いがみなぎっていて本当に刺激をもらいました。雑誌衰退が叫ばれて久しいですが、こうした創り手がいる限り雑誌の未来にも希望が持てますね。
日本の雑誌も広告主の顔色ばかりをうかがうのではなく、編集オリエンテッドを発揮した雑誌づくりしていきたいですね!
なーんて大風呂敷を広げてしまったので、僕も気合い入れてガンバリマス!