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【作品紹介しますVol.10:『湾岸サイクルフェスティバル』フジテレビ】

ロゴデザイン・チャンピオンジャージ&スタッフウエアデザイン
CD(Creative Director)&AD(Art Director)::渡邊民人 D(Designer):清水真理子

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記念すべき10回目の作品紹介は、なんと今週末に開催されます「湾岸サイクルフェスティバル」「湾岸クリテリウム」のデザイン。
クライアントであるフジテレビの本間さんとはSNSを通じて知り合い、コンペ(コンパじゃありませんYO!)を通じて晴れてデザインさせていただく運びになりました。

第1回大会からお手伝いさせていただいておりますので、もう6年目になるんですね!びっくり!


自転車レースにくわしくない方がほとんどだと思いますので、この「クリテリウム」についてさらっと解説をば。自転車レースにはいわゆる「行ってこい」のワンウェイのレースと、同じところをぐるぐる回るタイプのレースがありまして、クリテリウムは後者の方です。
選手が通過するのを何度も見られるので、レースの展開を追いやすいのが特長ですね。観戦する人にはお得なレース形式といっていいでしょう!

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ロゴデザインは第1回から変更なく使われておりますが、名称が当初の「お台場サイクルフェスティバル」から「湾岸サイクルフェスティバル」に変更になったためそこだけ変更されております。

デザインモチーフは「お台場のO(オー)」とコースの特徴である「オーバルのO」を掛け合わせたものです。またO(オー)にはフェスティバルおよびフジテレビのFをネガティブスペースに埋め込んであります。さらに「CYCLEのC」と「CRITERUIMのC」の部分にはドットをあしらってあるのですが、それぞれ自転車に乗る人のイメージをとりこみつつ、とくにクリテリウムのほうは2つドットを与えて、コンペティションであるというイメージを与えています。

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またチャンピオンジャージですが、こちらは毎年デザインを変えています。ここは天才ディレクター・本間さんのクリエイティブが炸裂です。
我々としても「表彰台に上がった時に高揚するデザイン」や「レース後も着続けてもらえるデザイン」を毎年目指しているのですが、本間さんの絶妙なディレクションのお陰でフレッシュなデザインが出来ていると思います。

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そして最後にスタッフウエアですが、これも毎年デザインを新しくしています。誤解を恐れずに言いますと、我々にとってもしかするとチャンピオンジャージよりも大切にしているデザインかもしれません。イベントの成功はなんといっても来ていただく皆さんなのですが、その皆さんをサポートするスタッフの志気がなんといっても大事。本間さんは毎年イベント終了後にスタッフの皆さんの声を届けてくれるのですが、「スタッフウエアがかっこよかったー」などと声を聞くと頑張って良かったなーとひしひしと感じるのでした。

あ、蛇足ですが僕が大学生の時にアルバイトしていたアートスポーツや新卒で入った出版社のイベントを通じて知っていた憧れのアスリート白戸太郎さんや大好きなDJのひとりサッシャさんが、我々のデザインしたウエアを身に付けて現場にいらっしゃるのをみて、ひとり感慨深いものを感じるのでした。
デザイナーってなかなかいい仕事です。

メインデザイナーは、弊社の元気っ子清水が担当。ますます腕を上げてきていい感じ!ロゴデザインやイベントのデザインもタイプフェイスにお任せください!


ヒゲパーマ渡邊でした。
by tami_hit | 2016-07-28 10:04 | タイプフェイス的


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