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【作品紹介しますVol.7:『信州なかがわハーフマラソン』

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【ロゴデザイン・グラフィックデザイン・プロダクトデザイン】
CL:中川村・計測工房
CD(Creative Director):渡邊民人 AD(Art Director):小林麻実 D(Designer):清水真理子 串田千晶

地味に弊社デザインがスポーツ業界に浸透しております。
その先鞭を切りましたのが、「信州なかがわハーフマラソン」のトータルデザインでした。

今年で9回を迎えたこの大会、第1回からデザインを手がけているのですが、この大会あまたあるランニングイベントと少し異なるところがあるのです。

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(すこしマニアックな視点です)通常この手の市区町村主催のイベントは「◎◎教育委員会」主催というところが多いのですが、このイベントは当初より村の有志が集まって開催されたイベントなのです。
なにが違うのかといいますと、ことデザインにおいては「意思決定の速さ」と「デザインに対するリスペクトの高さ」の2つが決定的に異なります。

決してデザインフィーが高いとは言えないケースも散見されるイベント系のデザインですが、このデザインに対する眼差しが同じところをみているのであれば、フィーの多寡を問わずクオリティが担保される…のはちょっと言い過ぎかな(笑)

前段が長くなりました。
なにが言いたいかと言いますと、このイベントデザインなかなか良いでしょう!ってことなんです!(笑)

もともとは「ポスターデザイン」をすることから始まったのですが、参加者用のTシャツやスタッフTシャツ、販売用グッズなども手がけ、さらにそこから派生して地元の名産品のデザインまでお手伝いすることになりました。

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どのデザインあってもコンセプトは「カッコいいランニングイベントにする」というもの。この「カッコいい」はかなり抽象的ですが、全てのスポーツイベントはカッコよくあってほしいし、参加する人が「このイベントに参加すること自体をカッコいい」と思ってほしいなと思っているのです。

そのカッコよさを「信州なかがわハーフマラソン」で表現するために、中川村の皆さんから毎年与えられるテーマをかみ砕きながらデザインに取り組んでいます。

そしてそのカッコよさ、というものがなんなのかは恐らく永遠に追求するテーマなのでしょう。

書いてて気がつきました。今年9回目ってことは、震災の年にいったん休止したので、実質10年ですね!おおおおお!びっくりしたー(笑)

ちなみに愛称である「NAKAHAMA」も弊社ネーミングなんですよ!

本家ウエブサイト

ランネットによる口コミ


デザインに対する参加者の方からのコメント(嬉)

抜粋です→(参加賞ではありませんが大会Tシャツが1000円で販売してあり、どれもおしゃれで迷ったので3種類買って帰りました。)

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いかがでしたか?また色々なジャンルのデザインを紹介していきますね!イベントデザイン・ディレクションもタイプフェイスにお任せください!

ヒゲパーマ渡邊でした。
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by tami_hit | 2016-06-16 12:00 | タイプフェイス的

【作品紹介しますVol.6:『はじめてのこうさく』高橋書店:エディトリアルデザイン・撮影ディレクション】

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なんと弊社、児童書や実用書なども数多くデザインしております。今回はそんな児童書のご紹介です!

お話をいただいたのは去年こと。
お打ち合わせの際に「天才!こんな本が欲しかったんです!」と声を上げてしまいました。
そんな天才編集者は外岩戸さん。

本書のコンセプトは「つくる」こと。
決して完成形を目指しません。そして材料も家庭にあるものや100円均一ショップにあるようなものがすべてです。

工作の本と言うと、どうしても見本の完成形を目指してプロセスを詳細に説いたものが多く、結局美しい見本にたどりつけなかったりすることもしばしば。そこで味わう挫折感たるや。
見本通りにできなくてもいいんです。まずは「つくりたい」気持ちを大事に大事に育てていく。そんな内容になっています。

少々熱く語ってしまいました。でもそれぐらい素晴らしいコンセプトだ!と感心したのを今でも思いだします。そして完成した今でもその想いは変わりません。

本家ウエブサイト

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それではデザイン面の解説を。
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本書ではそのコンセプトを大切にし、ページの最初に完成形を大きく扱わずプロセスに多くの誌面を割きました。
ひとつひとつのプロセスがはっきりと読める(見える)ように仕切りをくっきりと浮かび上がらせることで目線をしっかり流れさせ、手順を追いやすいようにデザインしています。数字は補助として機能させています。

見開きで大きくとった扉ページは保護者の方へ向けてのメッセージ。
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こんな気持ちでつくりました。こんな気持ちで接してくださいという想いを表現しています。

そしてカバーはさまざまな材料を重ね合わせ、本書の要である「手をうごかして、つくる」をイメージさせる手のカットを大きく配しています。お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、ここでもいわゆる完成形の工作は出てきません。そこにはデザインのみならず、編集者や著者の本書で伝えたい熱い想いを感じることができると思います。
僕のこどもの頃にもこんな本が欲しかったなあ!

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あ、撮影秘話(というほどでもないですが)をひとつ。掲載した写真の中の一葉によくお弁当の中に入っている醤油刺し用の金魚を水に浮かべたものがあると思います。その容器が半透明であるため水に浮かべるとよく見分けがつきません。そこで撮影で使用した青のマーカーペンを水につけてインキを滲ませました。

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これでくっきりとまでいきませんでしたが、金魚のスタイルが浮かび上がってきたのです。みなさんが目にしている小さなカットにもこんな工夫の積み重ねがあるんだと思っていただけたら嬉しいです。

いかがでしたか?
また色々なジャンルのデザインを紹介していきますね!
児童書デザイン・撮影ディレクションもタイプフェイスにご用命ください!

ヒゲパーマ渡邊でした。
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by tami_hit | 2016-06-06 12:00 | タイプフェイス的