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【作品紹介しますVol.6:『はじめてのこうさく』高橋書店:エディトリアルデザイン・撮影ディレクション】

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なんと弊社、児童書や実用書なども数多くデザインしております。今回はそんな児童書のご紹介です!

お話をいただいたのは去年こと。
お打ち合わせの際に「天才!こんな本が欲しかったんです!」と声を上げてしまいました。
そんな天才編集者は外岩戸さん。

本書のコンセプトは「つくる」こと。
決して完成形を目指しません。そして材料も家庭にあるものや100円均一ショップにあるようなものがすべてです。

工作の本と言うと、どうしても見本の完成形を目指してプロセスを詳細に説いたものが多く、結局美しい見本にたどりつけなかったりすることもしばしば。そこで味わう挫折感たるや。
見本通りにできなくてもいいんです。まずは「つくりたい」気持ちを大事に大事に育てていく。そんな内容になっています。

少々熱く語ってしまいました。でもそれぐらい素晴らしいコンセプトだ!と感心したのを今でも思いだします。そして完成した今でもその想いは変わりません。

本家ウエブサイト

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それではデザイン面の解説を。
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本書ではそのコンセプトを大切にし、ページの最初に完成形を大きく扱わずプロセスに多くの誌面を割きました。
ひとつひとつのプロセスがはっきりと読める(見える)ように仕切りをくっきりと浮かび上がらせることで目線をしっかり流れさせ、手順を追いやすいようにデザインしています。数字は補助として機能させています。

見開きで大きくとった扉ページは保護者の方へ向けてのメッセージ。
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こんな気持ちでつくりました。こんな気持ちで接してくださいという想いを表現しています。

そしてカバーはさまざまな材料を重ね合わせ、本書の要である「手をうごかして、つくる」をイメージさせる手のカットを大きく配しています。お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、ここでもいわゆる完成形の工作は出てきません。そこにはデザインのみならず、編集者や著者の本書で伝えたい熱い想いを感じることができると思います。
僕のこどもの頃にもこんな本が欲しかったなあ!

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あ、撮影秘話(というほどでもないですが)をひとつ。掲載した写真の中の一葉によくお弁当の中に入っている醤油刺し用の金魚を水に浮かべたものがあると思います。その容器が半透明であるため水に浮かべるとよく見分けがつきません。そこで撮影で使用した青のマーカーペンを水につけてインキを滲ませました。

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これでくっきりとまでいきませんでしたが、金魚のスタイルが浮かび上がってきたのです。みなさんが目にしている小さなカットにもこんな工夫の積み重ねがあるんだと思っていただけたら嬉しいです。

いかがでしたか?
また色々なジャンルのデザインを紹介していきますね!
児童書デザイン・撮影ディレクションもタイプフェイスにご用命ください!

ヒゲパーマ渡邊でした。
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by tami_hit | 2016-06-06 12:00 | タイプフェイス的


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